スポーツシューズや靴の優れた8つの機能を解説。

靴は進化しつづけて、人の足を守るためにいろいろな機能が備わっている

靴やシューズは、長い歴史があります。

 

その間に、単に外傷から足を守る靴から
温度の変化に対応したものや、雨などの水を
退けるような履き物が誕生しています。

 

さらに人が行動した際に起こる負荷や、動きの補助的な
機能を備えたものが開発されてきました。

 

特にスポーツシューズについては、各スポーツに
ついて特殊な要素を考慮したオリジナリティのある
ハイテクシューズとも呼ばれるものが誕生し、
記録の向上やけがの防止などに大きく役立っています。

 

では、今のスポーツシューズの機能にはどのような
ものがあるのか、

 

基本的な8つの機能をご覧ください。(目次はこの後にあります)

靴に備わる優れた8つの機能記事一覧

シューズの衝撃緩衝性について

人が普段歩いて、足が地面に接地するとき片足には体重の1.5倍の衝撃があります。走ると3倍、ジャンプして着地した際には7倍もの衝撃がかかっています。普通に両足で立っているときは体重の0.5倍つまり体重の半分の荷重しかかかっていないと考えれば、動くことで下股には大きな負荷がかかっていることがわかります。...

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シューズの軽量性機能について

軽量性とは文字通り靴の重量を減らすことです。実験でランニングの際、同じ速度でのランニングをしているとき、構造がまったく同じシューズでも重量が軽いほうが、走っているときの地面を蹴る力を減らすことができるそうです。このことで、軽いシューズのほうが小さなキック力で同じランニングの速度を維持できることがわか...

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シューズの通気性機能について

スポーツをしているときの靴の中の温度、湿度は高いものとなります。日本での夏場の屋外の路面の温度はなんと55度くらいあると言われています。足は汗をかき、湿度は日本の多湿な気候とあいまって非常に高くなります。足の裏は汗腺が多く、足の裏だけから夏場は1日にコップ1杯くらいの汗をかいているそうです。そのため...

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シューズの安定性機能について

人の運動時に起こる独特の関節の動きがあります。人の体はこれらの負荷を緩衝させるために関節を使っています。たとえばランニングをしているときの足の作用をみてみると、着地がかかと外側から、そして内側に倒れこんで土踏まずがつぶれるという、内側に向かってよじれる動きになっています。しかし、極度の強い負荷がかか...

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シューズのフィット性機能について

靴のフィット性はあらゆる靴に必要とされる機能です。シューズにある8つの機能を紹介していますが、このフィット性はスポーツシューズに限らず普段履きの靴やブーツにも、シーンやスキルに関係なく備えなければいけない機能といえます。でありながら、実はこのフィット性がシューズを作る側からすると一番設計がしにくいも...

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シューズの耐久性機能について

優れた機能をたくさん持ったものが集結して完成されるシューズ。これらのパフォーマンスをより長く機能させるには物理的な耐久性が必要となります。ただ単に長持ちするだけではなく、靴の持つあらゆる機能が少しでも長く低下させずにシューズの使用ができるようでないと意味がなく、そのため日々様々な研究が行われています...

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シューズのグリップ性機能について

物体と物体が接触しているときには摩擦が発生します。これは私達の生きる世界では重要なことで、たとえば車や電車は路面との接触において摩擦がなければ滑って動かないのです。摩擦には様々な大きさ(係数)があり、これらをうまくコントロールすることをグリップ性と呼んだりします。スポーツシューズにおいて、このグリッ...

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シューズの屈曲性機能について

人は運動中の推進力を高めるためには、関節を動かします。その中には足の関節も当然あります。特に地面と直接接触する足は、身体への力の伝達箇所として重要です。推進力は、足が地面にかかとから着地し、次につま先が着地したのち、再度かかとを上昇させる「蹴り」の動作につながるサイクルで起こります。この動作に関連す...

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